なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

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なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?

過去、外資系M&Aコンサルタント会社に勤め、現在は独立し、新しいビジネスの試みを複数行っている著者による、『お金の本来意味、在り方』について過去、現在、そしてこれからの日本、世界の状況を踏まえ考察、実践している事をエッセイ形式で述べている本です。
近年インターネットの発達と、金融システムのIT化によって、お金の在り方はより抽象化、より流動的になっています。
資産運用術に長けた大手外資大資本は、それにいち早く気づき、他国の経済に踏み込み、一部は大儲けし、その他大勢は損を被る歪んだ経済状況になってしまっている、と著者はいいます。
本書内で著者は、その歪みとはいかにして生み出されたのか、そしてその中でやり取りされているお金とはつまりなんなのか、しいては何が価値を創造しているのか、それらについて自身の体験談も含め、丁寧に『お金の本来の意味、在り方』について解説していきます。
後半は、お金本来の意味を定義した上で、それでは事業を行うとはつまり何なのか、そしてそれは人々の幸せといかに関連するのか、つまり生きる事とはなんなのか、結論『生きるとは創造すること』。
そこに論理を持っていく一連の流れはとても明快で、働く事に対して例えようのない疑問、不安と持っている人には一読の価値ありです。