20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

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20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

私は素晴らしい個人がいても、素晴らしいチームには敵わない、と常日頃から強く信じています。チームは会社、組織と置き換えても良いです。ノマド(*)が珍しいものではなくなった事、ITによるオートメーション化が進んだ事でチームは軽視されがちですが、現実問題、チームでないと成り立たない事が世の中にはまだまだ多いはずです。

*英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す。kotobankより。

最近仕事をしていて常々感じる事は、チーム(会社)を向上させようと観察している自分自身がそのチームの限界を決めているんじゃないか?言葉を変えると、チームの価値を決め付けているんじゃないか、と。

本著『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』は、その自分の思い込み(限界)を常に疑う事の大切さ、そしてその事は自分のみならず、チームの可能性を広げる事に繋がる事を説いています。

書籍内では多数の実例が紹介されていますが、全ての実例で通じる事は、今持てるもので常になにか価値を生み出せる可能性がある、という事です。

つまり、良い未来を信じてただ待つよりも、今やってる事の価値を常に疑え、焦点を変えろ、と。

下記は私が印をつけた書籍内のHighlightです。

起業家とは、チャンスになりそうな問題をたえず探していて、限られた資源を有効に使う独創的な方法を見出し、問題を解決する人の事を言うのです。

日常のなかで問題にぶつかったとき、これはチャンスだと思わないのはなぜなのでしょう?

現場にいる人ほど、日常的に問題にぶつかっているので、その状態に慣れ切ってしまい、問題に気づきもしないし、まして、それを解決する独創的な方法など思いつかない。

大事なのは、時間をかけて、常識だと思われていることを洗いざらい挙げていく事。

人間の行動はすべて、個人の欲求か、種の欲求か、社会全体のルールに適応したものになる。

小さな目標を決めるよりも、大きな目標を掲げた方が楽なことが多い。

IDEOでのブレイン・ストーミングのルールが述べられています。特に重要なルールのひとつが、ほかの人のアイデアを発展させる事です。

自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人達がいます。

自分が得意なことはこれだと決めてかかるタイプの人は、得意なことを増やし、成長していこうという人にくらべて、長い目で見て成功する確率がかなり低くなります。

並はずれた業績を達成した人々の最大の味方は、ほかの人たちの怠慢である。

身の回りに、数千と言わずとも数百のお手本を探すこと。

アメリカ海兵隊をはじめ軍隊では、一般原則として「三つのルール」を活用しています。長年、試行錯誤を繰り返した末に、大多数の人間が遂行できるのは一度に三つまでであることを発見しました。

種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。

わたしはただ、「大丈夫ですか? 何かできることはありますか?」と言って欲しかっただけなのです。いまなら、こんなにシンプルな言葉でいいのだとわかります。

もっとも優秀な人間(=矢)を選んで、その人が得意なことに近い仕事(=的)をつくるのです。